昨日は、ドイツ格付けワイン農家のプレゼンテーションを見てきました。
格付けワイン、Praedikatsweinと呼ばれるワインは、ドイツワインの中でも優良と認定されたワイン農家で作られているもの。 認定している団体は、1910年に結成。当時から今日にいたるまで、アルコール度を高めるために糖度を調整せず、あくまでも自然の方法を使い続ける、高品質なワイン農家だけで構成されているという話。ドイツのナチュラルワインの知名度を高め、また品質をよりよくするために努力している団体なのです。 日本でドイツワインを買われるときも、ワイン瓶の首のところに、胸にぶどうがプリントされたワシのマークがついているので、参考にして見て下さい♪ 私は、ほとんど一滴もお酒が飲めない・・というか飲むと次の日頭痛、朝どうしても目が覚めなかったり、体がだるかったり、お酒を分解する酵素が体の中にない、という体質なのですが、ドイツワインだけは、農家を訪ねたりして、良く知りたいと思っている分野なのです。 イタリアやフランスのワインに比べて、ドイツワインはまだまだ知名度が低いのが現状。 実際、ドイツ国内でもドイツワインの地位はあまり高くありません。 でも、 昨日、プレゼンテーションで、一口ずつ口に含みながら試飲したワインの美味しかったこと! 辛口の白ワインが、ドイツワインの中でもはずれなく美味しいものだと言われていますが、 赤ワインも、最近は国外のワインコンペなどで受賞しているものも多く、 美味しい物が増えています。 ・・というわけで、今回は、ドイツの美味しい赤ワインを探す!というのを目的に掲げて このプレゼンテーションを回ってみました。 ワイン通ではないうえ、下戸の私なのですが、 そんな私でもおおおっ!これは、と思った赤ワインが 以前、Goltz23というコンテンツで紹介したお店でよくおススメされたプファルツ地方のワイン農家、『Knipser』の赤ワイン。2003年のシュペートブグンダー種。 樽の香りが強く、独特の味わいが鮮烈で、ワイン雑誌の記者さんたちに言わせると『今年飲むより、今買って寝かせておきたくなる、将来性を感じるワイン。』 Knipserのスタンドのまわりには常に人が集まり、私が試飲するそばから『Knipserのワインは何を飲んでもはずれはないのさ』と言う人もいました。この赤ワインは、スイスで赤ワインの賞を受賞しているそうです。 そして、同じくGoltz23で何度か買ったことがある Messmerの赤。(カールシュタットなどでも売っています)同じくプファルツ地方のワイン農家。メルローという種類の2003年もの。 力強い口当たりで、脂身の強い魚や肉に合いそうな味。おいしぃぃ! 飲めないのに、何十種類もを一口ずつ試飲したため、足がふらふらになりましたが 一口ワインごとに水を半リットルほども飲んだのが良かったのか、 飲んだ日は頭痛がしたのですが、次の日(今日)は頭痛もだるさもありませんでした。 『なんでそんなにまでして飲みたいの?』と 言われてしまいますが、だって、飲む一瞬はとても美味しいのです。そして料理と合わせたときの味の変化を体験すると、おお〜〜すごいなあ〜と、やっぱり感動してしまうからなのです。。 お酒に強くなりたいなあ・・とおもいながら、口は満足しつつも 頭はもーろー、よろよろと会場を後にしたのでした。 (判断力が落ちていたので写真を撮るのを忘れました・・。。)
by berlinbau7
| 2006-09-04 19:43
| ドイツのこと
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