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ジャージャー麺

毎日30度を超す暑さが続くベルリン。
やっと夏らしくなったので、嬉しいは嬉しいんですが
外で自転車を走らせると、
走っている間は良いんですが、止まった瞬間汗が……。
坂道ともなると、汗をふきながらで
レッチュさんのように滑らかな走りにはなりません。

暑い日にはやはり
冷やしうどんということで、久しぶりにうどんを打ち(踏み)ました。
ウーウェンさんのレシピを参考に、
ジャージャー麺風の肉味噌とたっぷりのキュウリで。
ジャージャー麺というのはなんとなく
「ジャージャー」炒めるからと思っていたのですが
ちゃんと漢字があって驚きました。(炸醤麺)

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by berlinbau7 | 2008-07-30 14:28 | 食卓のこと

「Sportsfreund Loetzsch」

昨日、久しぶりに映画を見てきました。
「Sportsfreund Loetzsch」。
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自転車競技選手として頭角を現し、世界のトップになれたかもしれないのに
旧東独政府にその選手生命を奪われた
ヴォルフガング・レッチュのドキュメンタリー。

映画は、選手達がずらりと並び自転車を走らせている様子から始まります。
場面が変わり、レッチュが「あそこに居たんだ」と刑務所を指差す後ろ姿。

1952年、ケムニッツ生まれの
ヴォルフガング・レッチュ(Wolfgang Loetzsch)。
自転車を走らせることだけに生き甲斐を感じ、走らなければ生きられない、と
まで言う彼は、若い頃から様々なレースに優勝し
オリンピック出場を嘱望されていました。

1970年。
数々のタイトルを獲得し、自転車競技選手として輝いていた18歳の
レッチュは、政党に属することを拒否します。
「彼は政治に興味が無かっただけ。ナイーブだったんだ」と、当時のコーチ。
政治に興味が無かったから、政党に入らない。
彼の足をマッサージし、つきっきりでいた親たちも、
彼には走ることに専念させたいと考えていたようです。
しかし、それが大きな間違いでした。
それ以降、シュタージに目を付けられた彼の「調書」が
ナレーションとして挿入されます。

曰く
「1964年に西ドイツに逃げた従兄弟がいる」
「祝日に国旗を出さない」
「車の手入れをする時に西ベルリンのラジオを大音量で流している。
道行く子ども達にもその音が聞こえる程の音量だ」

コーチ達にも、情報提供者になるようにシュタージからの手が延び
レッチュは四面楚歌の状態に陥ります。
オリンピックにも選ばれず、苦汁を飲むことに。
しかし、彼は勝ち続けることだけが道を開くと信じて
ひたすら鍛え、走り続けました。
しかし、どうにもならない。援助は打ち切られ、走ることすらも難しい。
思いあまった彼は、西側の新聞に働きかけて
自分について記事を書いてもらおうと画策。
南ドイツ新聞に記事が掲載はされたのですが、
その記事は、西ドイツ政府を動かし、東独に働きかける程には大きい反響はなく
逆に東独政府からの締め付けだけが、大きくなってしまったのです。

1976年。
「国を中傷」したかどで10か月刑務所に。
朝から晩までトレーニングを欠かさず続けていた人間にとって
体を動かすことができない生活は厳しい物でした。
出来る限りのトレーニングを続けた彼は、
なんと刑務所を出た後に出場したレースで、
2、3位に大きく差をつけて優勝したのです。
しかし、東独政府はこの事実を隠蔽し、彼にメダルを与えず
2、3位の人間を壇上にのぼらせて1位を与えようとしました。
目の前でレッチュの走りを見ていた選手の1人は、代わりの1位になることを拒否し
その「罪」により、やはり選手生命を奪われました。

「8冊もある分厚い調書を見たとき、同じ選手仲間はもちろん、
親友も情報提供者として名前があった。まあ、ショックでしたよ」
どちらかというと感情を激しく表さないレッチュは、肩を怒らせるでもなく
ぽつりぽつりと言葉を発します。
「壁が開いた時に、ホーフまで260km走って西の100マルクをもらってきた。
(Begruessungsgeldといって、東の人が西側からもらうことができたお金)
こんなフェンスー壁ーが、私の人生をめちゃくちゃにした」

壁が崩壊したのはレッチュが36歳の時。
これから新たな選手人生を送るには、遅すぎたのです。
レッチュは今、
「ミルラム」の自転車チームでテクニカルスタッフを務めています。


壁が崩壊してから、20年近くが経とうとしています。
私にとっては当時、「世界史が変わった」という漠然とした認識だけで
壁が崩壊したこと、その意味を実感するのは難しいことで
実際にそこに住んだこともない人間が、世界や国を否定することはできないと思っています。
しかし、シュタージの存在、
人を虐げてその国に居させなければ国が成り立たないという状態はやはりおかしいなと。
この映画は、監督の言葉もなく
レッチュのように淡々と、起こった事実を追い、コメントを流しています。
当時のシュタージの人も出てきますが、
彼は全くシュタージのあり方に異を唱えるつもりは無さそう。
「しょうがなかったんだよ」
でも、
しょうがなかった、で人生の意義を消されてしまった人は
どうしたら良いのでしょうか。
ミルラムチームの若造に顎で使われるレッチュ。
もしかしたら、彼の目標となるような金メダリストになっていたかもしれないのに……。苦いです。


先日、ニュースで
旧東独地区のギムナジウムの学生(16〜17歳)は
誰が壁を作ったかも知らないと話題になりました。
55%のブランデンブルク州の学生が
「シュタージは、どこの国家も持っている普通の諜報部だった」
と答えています。
旧東独に死刑があったことも2割の生徒は知らなかったそう。
私の歴史の知識もボロボロなので、彼らを笑うことはできませんが
「レッチュ」の映画を学校で上映したほうがいいかも。

バビロン・ミッテで来週の水曜日まで上映しているようです。
ザクセン訛りが聞き取りにくいですが、英語字幕もついてます。
旧東独に興味がある方には、力いっぱい一杯お勧めしたい映画。

日本でも上映されると良いな。
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by berlinbau7 | 2008-07-29 17:13 | 映画、だいたいドイツ

ファッション・ウィーク、終了!

長らく更新が遅れていますー。
引越後、慌ただしく日々が過ぎ、
新しい環境と生活リズムにまだ慣れていないようです。
積み重なった段ボール箱を開けては、
アレはどこだ?!という状態。

さてさて、
昨日まで、ベルリンでは「ファッション・ウィーク」が開催されていました。
国内外の若手デザイナーから、有名どころまで
多くのファッションデザイナー達が活動する場所となったベルリン。
とはいえ、
まだまだ街自体にはお金が潤っていないし、
ベルリン子はあまり洋服にお金を使わないので
あくまでも「活動」の場であり、
なかなか「販売」の場とまではいっていないのが現状ですが、
こういったイベントで
「ファッション・メトロポール」ベルリンをアピールしようというわけです。

夏と冬の年に2回開催のこの「ファッション・ウィーク」
2003年から始まったファッションメッセ「プレミウム」を中心に
(以前は「BBB」(ブレッド&バター・ベルリン)もありましたが
こちらは、同じく頭文字「B」のバルセロナに移動。)
少し規模が小さめ、若手にしぼった感ありの
「イデアール Ideal 」や「シュタルク STARK.」など。

ショーは
メルセデス・ベンツがバックアップについた
有名どころのショー、
冬は若手の登竜門「ベックス・ディルク・シェーンベルガーファッション・エクスペリエンス」のショーなど
(今回は夏、期間限定のお店をオープン)
また、
各芸術大学や専門学校の卒業制作ショー&展示なども。

個人的に気になっていたのは
「ヴェディング・ドレス」。
開催地は、ヴェディング地区側のブルンネン通り。
ミッテ地区/プレンツラウアーベルク地区に挟まれ、地の利はあるというのに
まだまだ「壁」は存在するかのように、
ベルナワー通りをまたいで、ヴェディング地区に入った瞬間、
歩いている人たちが、街の雰囲気ががらりと変わる。
しかし場所自体は悪くないわけで、この土地を持っている不動産団体がお金を出し
この場所を若いクリエイターたちにアトラクティブにしよう、という試みです。
来年には大規模なデザイナーズのアウトレットストアも計画されています。

話を聞いたところ、なんと
若いクリエイターたちに、この一角の路面店を1平米2ユーロ!!で貸し出しているんだとか。
そんなわけで、このところこの辺りにはデザイナーのアトリエやらショールームが増えています。

今回第3回目となる「ヴェディング・ドレス WEDDING DRESS #3」は
そういったお店だとかの他、道全体に出店を出してのストリート・フェスティバル。
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私が面白いなーと思ったのは
なんといってもお客層のミックス具合。
ちょっとオシャレっぽい感じの若い子たち、
ご近所らしき中高年のカップル、トルコ人の家族……
パリコレに出しているような洋服を、買い物帰りのおばあちゃんが手にとって
鏡をのぞいてる……。
そういう機会ってめったにないんじゃないでしょうか。
洋服もジャンクな手作りのもの、メジャーなブランドのセールがあるかと思えば、
なぜかガムテープ屋のスタンドがあったり。
クオリティということから言えば難しいし、出店者も大もうけはできなかったと思うけれど、
このミックス具合に、ベルリンのふところの深さを感じました。
ミッテのショールームではとっても手が出ない!と思った知り合いのブランドが
セールでなんと4分の1!の値段になっているのを発見!(買ってしまいました)
こういった掘り出し物があるのも良かったです〜。

まだまだ発展途上のベルリン。
それだからこそ駄目なところも、でもそれだからこそ良いところもあります。
これからの「ファッション・シーン」の発展に期待!
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by berlinbau7 | 2008-07-21 20:13 | ベルリンのこと

七夕風船

昨日は七夕でした!
引越のバタバタ、段ボールに囲まれたカオス生活、
出張続きでぼろぼろでしたが
(もうGerman Wingsは使わないぞ〜(怒))

雲の合間に青空が見えたので
青い風船を買い
1つだけ願いを書いて、空に飛ばしました。
ベルリンのお友達と、相方と、3つの風船が短冊といっしょに
見る見るうちに空の彼方へ飛んで行きました。
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by berlinbau7 | 2008-07-08 21:13 | 雑談

ドイツ特集、発売☆☆☆

フィガロ・ヴォヤージュ、
ドイツ特集号が6月20日、発売となりました!
昨冬から、ずっとリサーチを続けてきた
南、北ドイツのオーガニックで優しい&美味しい暮らしや
ベルリンの最新情報を楽しんで頂ける、自慢の1冊です。
よろしければ、お手に取って頂けたら嬉しいです。

フィガロヴォヤージュ ドイツのやさしい暮らし

北や南は、残念ながら同行できなかったのですが
他の方が楽しくサポートして下さっています!
ドイツ好きな方、
これからドイツに行こうかなあと思っている方だけでなく、
オーガニック農業だったり、
手作り好きの方も、興味を持って頂ける1冊だと思います。
食い意地がはっている私は
オーガニック農業村に行って、チーズ工房を訪ねたいなーと
ページを見ながら、よだれが……。
ベルリンで人気のフォークトロニカバンドが
アルバムを描き下ろしてくれた、手作りCDプレゼントもステキです!
音から、ベルリンの空気を感じてみてください。

フィガロヴォヤージュのサイトでご覧頂けます。

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ちなみに表紙は、私の友達のコドモ。
くりくりした赤毛がおかあさんそっくりの
かわいい男の子に、ドイツっぽい民族衣装を来てもらいました。

読んで下さった方、もしご感想を頂くことができれば嬉しいです!
ぜひぜひ、よろしくお願いしまーす!
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by berlinbau7 | 2008-07-01 05:14 | ドイツのこと