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『Sehnsucht』

やっと、
やっと、ホームページを更新する時間ができました。。
先日見に行った『Sehnsucht』について。。Sehnsucht
まったくもって悪くない映画だったのに、なぜか好きになれなかった映画でした。
それは主人公の顔が苦手とか、そういうサマツな所もあったのですが
『アコガレ』の質も、けっこう私にはわからない部分も多かったように思います。

大都市には、この映画に出てくるようなテンポで暮らしている人は少ない、
ので、わかりにくかったということもあるかもしれません。
都会には街自体に力と動き、変化があります。
消費の街、東京に比べれば、ベルリンは消費欲をかき立てるものは少ないけれど、
美味しいカフェがあると聞けば行きた〜い、と思うし、見たいものだって沢山あります。欲をかき立てるモノだらけです。
そこに身を任せていると、刺激にもいつか慣れ、大騒音の中でも無関心でいられます。
何かを欲する気持ちは、常に起こることなので、もうそれには慣れきっています。
だから、自分の中には、イマイチ、この映画の主人公たちの『憧れ』が
理解できなかった部分もあるかもしれません。

・・閑話休題。

本日から、ドイツは冬時間になりました!時差は8時間!
時計の針を1時間遅らせて、なんだかちょっと得した気分になりました。
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by berlinbau7 | 2006-10-29 21:03 | 更新情報

ドイツの病院

・・
今日は、
仕事の宣伝になってしまいますが・・

現在発売中の、ニュースウィークでは、
世界の最先端医療、という特集が組まれています。
この中で、ドイツにある、心臓病&糖尿病センターを訪問させて頂いたのです。

『移植』という言葉もぱっとドイツ語では浮かばない
ドイツで病院に行った事も数える程という私でしたが、
この病院を実際訪ね、そこに入院していらっしゃる日本人の患者さんと
お話をする、貴重な機会を得て、
そうか〜
『素晴らしい医療』って、こういうことか、と
ちょっと感激して帰ってきました。

最先端の技術を使えば良いと言う物ではありませんし、
医者の技術が良ければ良いと言うものでもないんですが、
その両方があることで、患者に接する余裕、が感じられるんですね。

その余裕が、患者さんにも伝わるのか、病院を歩いている人たちは
皆、とてもリラックスしている感じがしました。
(言葉を交わした、ドイツ人のおじいちゃんは、
『私はね、もう心臓はないんですよ』とか言いながら、にこにこ
私にチョコレートをすすめてきたのでびっくり・・・
いや、Ich habe kein Herzって・・驚きますよ。
しかもばりばり元気に見えました・・

というか、こんなにお菓子食べても良いのか・・?

以前、糖尿の人をお見舞いに行った時、
同じ部屋の人が、ハリボーの徳用パックをベットの上に常備してて
驚いたこともあります。やっぱドイツだから・・?
しかしその時一番驚いたのは、
入院お見舞いが24時間OKだったことでした!)

リラックスって、
やっぱり身体を健康に保つ重要な要素の1つだと思います。
『病は気から』とも言いますし。(もちろん、気だけで治らない病も沢山ありますが、気が良い状態なのは、病も良い方向に向かわせると思います。)

もちろん、ドイツの病院がどれもこんなに素晴らしいわけではないのは
私が身をもって知っています。
ベルリンにあるシャリテー病院は、大きいし、良い病院なのでしょうが
何回か救急に行った時に受けた感じは、『病院〜』。

・・・・いや、病院だから良いんですけどね。

灰色で、自然光が全然入らない、暗いイメージが
やっぱりありました。
偏見かもしれないけれど、旧東独側の病院だからでしょうか?
(ドイツ人の友人たちで、病院と医者は、東側は嫌〜!と言っている人も
けっこう居ます。)

・・話がずれましたが、
興味のあるかたは是非、この特集号を手に取ってみて頂けたら、
嬉しいです!(週刊ですのでお早めに・・)
メインはアメリカの医療らしいですが。

では!
皆様良い週末を〜〜!
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by berlinbau7 | 2006-10-27 23:48 | ドイツのこと

ほうとう

ほうとう、
作りました。

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冬ですねえ・・・

生うどんでとろみを出すほうとうのために、もちろんうどんも作りました。
ほうとうは、うどんの要領で、もっと平べったくして、厚切りに。
こっちのカボチャは甘味も少ないし
ホクホク度が足りないのが残念ですが、美味しかったです。

明日はダルムシュタットへ行ってきます〜。

前に行ったときは、メルトモの方に展覧会を企画して頂いて行ったのでしたが
その時、展示場所の関係で市役所にいったら、
丼みたいなボウルに何種類ものグミが入ったのを出されてびっくり。
こんなところまで私のグミ好きが知られているのかと(笑)
ダルムシュタットのほうに本社がある、美味しいグミ工場&店があるので
それででした。Baerentreffというお店です。
ベルリンにもちなみに支店があります。
日本へ小包を送る時の定番、
桃の果肉入りグミ
はその会社のものなのでした。
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by berlinbau7 | 2006-10-24 23:24 | 食卓のこと

からふる夜景

『フェスティバル・オブ・ライト』というのが今、ベルリン市内で行われています。
町中のいろんな建物が変わった色でライトアップされたりしているもの。
週末は、大聖堂が、派手な紋様でライトアップされてて面白かったんです。
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再び少し暖かくなったこの週末の夜、
街には、このフェスティバルを見よう、撮影しようという人であふれていました。

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写真は、携帯のカメラで撮ったパノラマ写真。
『パノラマ』って言っても
1枚1枚撮影するごとに、その前の残像が少し残るようになってて
それに継ぎ目を合わせて次の写真を撮影するという
つぎはぎパノラマ。
継ぎ目の部分が真っ暗なのであまり気になりませんが。
左手にあるのが
虹色にライトアップされた旧博物館(アルテス・ムゼウム)
右手が、万華鏡の中みたいな模様になった大聖堂です。

ちなみにこの写真を撮影したのは夜7時。
今週末から冬時間になるのですが(時差が8時間になります)
それも納得。
朝は8時くらいまで暗いし、夜は7時には深夜みたいに真っ暗。
長い夜を楽しむ工夫をしておかないと、鬱病になりそうな暗さです・・。
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by berlinbau7 | 2006-10-23 14:25 | ベルリンのこと

1分で、4千6百61ユーロ

今、
ベルリンは大きく揺れています。
といっても地震ではありません。ベルリンが抱える大きな借金に対し、
ドイツ連邦として、援助をしないことに決まったのです。
ドイツ16州の中でも、
負債額はダントツ。

市民1人頭の借金額のリストが新聞に出ていたのですが
1位がブレーメン、1万8千564ユーロ
2位、ベルリン、1万6千919ユーロ
3位、ハンブルク、1万2千173ユーロ
4位、ザクセン・アンハルト、9千66ユーロ
5位、ザーラント、8千543ユーロ
・・・と続き
一番少ないのが、
バイエルンで
3千133ユーロ。

バイエルン州が一番借金が少ないというのは
想像がつきますが、ブレーメンや、ハンブルクが高いのは意外でした。

ベルリン市は、現在抱えている借金の利息返すのも無理、な状況
と話に聞いていて、『そうなんだ〜すごい額だものね』と思っていたのですが
昨日の新聞に、その利息が出ていてびっくり。
なんと1日で671万ユーロ!!
一分で4661ユーロ!!!

という利息なんです!!

おおお〜〜〜〜。サラ金どころの非じゃありません!!
(というか、借金の額がすごいから利息がすごいので根本的に
サラ金とは違いますよね)
1分で5000ユーロ近くかあ・・・としばし呆然。
想像を絶するお金です。

しかし、この借金を返していくため、ベルリン市は、まず、
ミュージアムやオペラ、劇場と言った文化の部分からどんどん市の補助を削減していく
だろうとのこと。
ただでさえ、今、ベルリンのミュージアムやオペラ座、劇場は苦しい状況で
多くの古い美術作品や展示物などは倉庫に放置されていたり
オペラ座は改装できなくて困っていたりするというのに・・。

第一、カルチャー部門を削ったら、
観光客にアピールするベルリンの魅力が激減。
観光客が減る→さらに街が貧しくなる・・
じゃないか!と一人で電車内で腹を立ててしまいました。

ベルリンは、この多額の借金は、
東ベルリン側の復興などにも使われているので
ドイツ連邦は援助をすべき・・と対抗しましたが
カールスルーエの裁判所に否決されたようです。

これから冬、街にさらに冷たい風が吹きそうです・・。
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by berlinbau7 | 2006-10-21 15:36 | ベルリンのこと

止まらぬ電車

商いと人生は止まらぬ電車だから・・
という言葉があるようです。
まさにその通り。
ここ数年に1度という感じの大忙しの時期は過ぎましたが、
完全にのんびり〜〜〜という状態にはならず、まだ忙しくしています。

大きな一仕事が済むと、私は必ず部屋を掃除します。
要らなくなった資料とかを捨てて、片付いた部屋で、よしっ、仕切り直してまたやるぞ、と。
作品を作るときも、1つの作品が終わると、大掃除していました。

昨日は、
見たかった映画の上映が、近所の映画館での上映最終日ということで
慌てて行ってきました。
ベルリン映画祭で見逃した、
ベルリン郊外、ブランデンブルク州の小さな村を舞台にした映画
『Sehnsucht』です。まあ、まあ・・・かな?
なんとなく面白くなかったのは主人公たちに思い入れできなかったせいでしょうか。。
主人公たちは、俳優ではなく、
素人さんをスカウトしてみつけてきた人たちなんですが
撮り方もあって、なんだかあまり話にのっていけませんでした。


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映画館へ向かう途中でみかけたのが、『冬の幸せの匂い』の正体、石炭。
石炭販売店がベルリンには未だにいくつもありますが
ここはそのひとつ。
大量に山積みになってて、顔も手も真っ黒で、きさくなおじちゃんが
話しかけてきます。
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by berlinbau7 | 2006-10-19 20:28 | ベルリンのこと

鳥肌ードイツ語だとガチョウ肌

ひさしぶりに、涙がぽろっと・・。

どうやら疲れているようです。
いやなドイツ人に会ってしまって、頭に血がのぼったら
頭皮マッサージ!

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この、泡立器をちょんぎったような形のものがマッサージ器具。
これを頭にあてて上下すると、ぞわわわ〜〜と鳥肌がたちます。
でも、そのことで、頭の疲れとか、緊張がほぐれて
からだがほわ〜とあったかくなります。

追記
同じくベルリン在住のお友達のブログにも
なんと時を同じくしてこのマッサージャーのことが載っていました!
ここでご紹介です。
効用なども詳しく説明されていますよ〜〜
オーガニックライフ・イン・ジャーマニー
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by berlinbau7 | 2006-10-17 15:09 | 雑談

冬の幸せの匂い

ホームページの更新も、この日記も、更新滞りまくっています。
でも見てくださっている方、本当にありがとうございます。

毎日、いろいろなモノを見ていて、
詳しく書きたい!ということも沢山ありすぎるくらい!!
最近、近所の地下鉄の駅を使って行われている、インスタレーション作品のことや
下に書いた、フェリックス・ゴンザレス・トレスの展覧会のこと。
そして、最近、急に冬みたいに寒くなってきた街の匂い・・。
ベルリンは未だに、石炭暖房を使っている住居が多いので
(私も前の住居は石炭でした。
地下室に石炭を半トンとか買って置いておき、バケツを持って取りに行くのです。
21世紀とは思えない街、ベルリン・・。)
ちょっと北風が寒くなってくると
ほのかに香ばしい匂いが、街に漂ってくるのです。

昨晩は、暖炉のあるバーに行ったのですが
家に帰って来て、寝ようとしたら、髪の毛から、たき火の匂い。
なんというか、冬の幸せの匂いですね〜。
・・・ああ焼き芋が食べたい・・・。
食い意地がはってるので
匂いから、すぐ食べ物へ連想が働きます。
焼き栗屋さんはけっこうあるのに、
ドイツでは焼き芋屋さんをみかけません。
『いしや〜〜〜〜〜〜〜きいも、
(間)
おいもっ』
というあの独特のメロディーが懐かしいです。
そういえば、友達に貸して頂いている、
伊藤りさの漫画『おいピータン!』5巻に、
このメロディーが色々あるという話が載っていました。
確かに、『ほんとうのお芋だよっ』という歌?も聞いたことがあります。
場所によって色々あるんですね。

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写真は、
例によって、本文の内容とはまったく関係がありません。
昨日行った、知り合いのスタジオの壁にくっついていたオブジェ。
つたが絡まった壁に、沢山、どんぐりを持ったリスが張り付いてました。
リスの背中には、太陽電池らしきものがついているんですが、特に何をする様子もなく・・。
夜になったら目が光ったりするのかな?
最初鳴くのかなと思ったけど、
よく考えたらリスが鳴くとこ聞いたことないなあ、とか。
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by berlinbau7 | 2006-10-15 05:12 | ベルリンのこと

プーチン、『殺し屋』

今、ロシアのプーチン大統領がドイツにやってきています。
元KGBだった彼が、滞在していたドレスデンに現れました。
ドイツ語ぺらぺらなのに、
それを見せると、『元KGBでドイツに潜入していたんだものね』と言われるのが
いやなのか、ドイツ語は通訳を通して行うことが多い彼ですが
今回は、メルケルさんに、モスクワで暗殺された、チェチェン問題に取り組んでいた
ジャーナリストさんの件について、プレスインタビューの冒頭から、言及されたようです。
『大変痛ましい事件』と無難な意見を述べて終わりにしてしまったそうですが・・
ドイツの新聞には、『プーチン、『殺し屋』という声で迎えられる』と報道されています。
彼の到着に会わせてデモが行われ『殺し屋!』と罵倒されてお迎え?されたのです。

チェチェン問題について、総合的な情報をまとめているサイトを見つけました。
10月12日に、この、亡くなったジャーナリストのポリトコフスカヤさんの
追悼集会が行われるようです。
サイトはこちらチェチェン総合情報

今日はプーチンさん、ミュンヘンに現れるそう。
ミュンヘンでは、『ロシアとバイエルンの経済的つながりをつよめたい』
と成長するロシア市場とがっちりタッグを組みたいと
期待をかけるエドムンド・シュトイバー州首相が満面の笑みで、待ち構えています。
ここでは、もう特に、この殺されたジャーナリストについては
語られなそうですね・・・。
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by berlinbau7 | 2006-10-11 15:20 | ドイツのこと

Nowhere better than this place.

長らく更新しなくて申し訳ございませんでした〜!
そして、コメントを寄せてくださった皆様ありがとうございます!!
嬉しいです〜!

風邪はほぼ全快しています。
が、
今年の風邪はどうやらしつこいらしく、時々、夜遅くまで仕事をすると咳がでます。
日本でも流行っているようなので、みなさんもお気をつけて。

仕事は相変わらずとても忙しく、朝から晩までプライベートなことをする暇が
いっさいありませんでした。
唯一、行ったのが、ハンブルガー・バーンホフ(ベルリンの現代美術館)で現在行われている、フェリックス・ゴンザレス・トレスの展覧会。
きらきらした包み紙に包まれたキャンディーを積み上げた作品、や
ポスターなどを積み上げ、観客に持って行ってもらう作品が有名な
アメリカのアーティストです。

なんというか、自分を、すこしずつぽろぽろと他人に切り分けて行くような
個人的な作品が多いように、私は思います。
キャンディーも、山と積まれているところから、観客は1粒(じゃなくても良いですが)持っていくことができるのです。写真は、キャンディーを食べながら遊ぶ子どもたち。
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ポスターも、山のように積まれているところを、みんなどんどん持っていくので
作品がどんどん減って行きます。
それを見ていると、なんだか、彼が自分の体をわけているような感覚にとらわれるのですが、それは、やはり、エイズで若くして亡くなったという
背景を知っているからでしょうか・・。

私はポスターを2枚、持って帰りました。
『ココより良い場所は無い』『全ての場所がココより良い場所』という文字が書かれた
真っ白なポスター。
『ココより良い場所は無い』を
ベットのところに貼っています。寝るより楽は無かりけり。
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by berlinbau7 | 2006-10-10 16:19 | ベルリンのこと