カテゴリ:ドイツのこと( 53 )

ドクメンタ、ミュンスター、ハノーバー

帰ってきました!

まず行ったのはカッセルの「ドクメンタ」。
今年は6月16日から100日間。
1955年から続く、
現代美術のドキュメンタリー的な役割を担う展覧会です。

が。

100人以上のアーティストが参加する
巨大な国際アート展にしては、良い作品が少なすぎ、の感あり。
展示方法も良くなくて、なんだか疲れる展覧会でした。
2、3良かった作品もありましたが、
3日の予定を2日に切り上げてしまったほど。

次に向かったのは
ミュンスターの「彫刻プロジェクト」
自転車をレンタルし、
のんびり、晴天の空の下をぐるぐるサイクリング。
サンドイッチを買って彫刻の下でひとやすみ。
「ドクメンタ」に比べてとても開放的で楽しかったけれど
ただ、
作品が良かったか?と聞かれると???

でも、2日間のんびりして、すごく疲れがとれました。


ミュンスターからベルリンへの帰りの電車で
ふと思いついて、ハノーバーで下車。
「メイド・イン・ジャーマニー」を見に行く事にしました。

内容的には、これが一番良かったように思いますが
参加アーティストも少なく、小規模だったのも良かったですね。
あまりに巨大だと、
見ているそばから、何を見たか忘れてしまうし
ドクメンタがそうだったのですが、
あまりに混雑しているので、デパートのセールにいるみたいで
とても落ち着いて作品の世界と対話、
なんてする余裕はないのです。

何にしろアートを満喫した1週間でした。
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by berlinbau7 | 2007-07-29 20:23 | ドイツのこと

ニュルブルクリング

日本はいよいよ梅雨入りしたようですね。

ベルリンは不安定な天気が続いています。
昨日ケルンへ行ったのですが、帰りの飛行機はぐらぐらの大揺れ。
ちょっぴり冷や汗がでて、久しぶりに飛行機酔いをしてしまいました。

日本からヨーロッパ行きの飛行機はかなりの長時間なので
飛行機酔いすることも、むくみもありましたが、
ヨーロッパや国内の往復便では1時間から最長でも2時間。
飛行機酔いしたことも、むくみも出た事はありません。
イージージェットのような、しょっちゅう遅れて、サービスも悪いところだと、
乗る前の不快感はあるものの、最近よく使っているエアーベルリンは
サービスもそれなりに良くて快適です。

さて、昨日は、ケルン空港から車をレンタルし、
フェラーリのイベントのため、ニュルブルクリングに行ってきました。
(レンタルした車は残念ながら?フェラーリではなく、BMWでした。BMW好きです)
ドイツでも一番有名なサーキットコースです。
(東にはザクセンリングがあります)
24時間耐久レースとかもやってます。

今回は、フェラーリを自前で持っている人たちが走らせるイベント。
歴史的なアンティークカーが、空港からニュルブルクリングに向かって
走っている道々で、私達の前を、横を、後ろを走っていきます。
モダンな車ももちろん、すごいスピードで私達を追い越していきます。

会場に到着すると、
時速350キロは走れる、F1車もありました。
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ぶおんぶぉんぶぉん、
すごい爆音が会場中に響き渡っています。
車好きでない私も、何か血が騒いでしまう、あの音。

町中を走れないF1車ですから、
オーナーさんたちは今日のチャンスを逃してなるものかと
調整に余念がありません。
ちなみに、F1車はどれも、いくつかのグランプリで優勝しているものばかり。
シューマッハーとか、ジャッキー・イクス(本人来ていました)とか
名前が入っています。
何億円という値段のその車。大抵の人は、一台と言わず、何台も持っているよう。

でも、
オーナーのひとりに聞いてみたところ、
普段使いの車はメルセデスだと言っていました。
『メルセデスは、牛乳を買いにいくのに使う車さ』

・・・
うーん、なかなか想像のつかない世界ですね。
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by berlinbau7 | 2007-06-27 22:15 | ドイツのこと

ソラミミ/ドイツ語・・カメ、ウメ、コウジョウセンとジョセイ

昔、『ソラミミアワード』というのがありましたよね。
もしかしたら今もあるのかもしれませんが・・。

私はドイツに来てから、毎日がソラミミ人生です。
ぼんやりと聞き流していても聞き取れるような、基本の言葉以外は
××××●○×△・・・。
集中して聞いていても、????××・・な部分が多いときもあります。
特に難しいニュースや、特殊な分野の話など。

『言葉』として聞き取れなくても『音』は聞こえてくるので
意味をなさないカタカナが頭の中に溢れてくる事があります。
その音が、何らかの糸でつながって、言葉になるわけですが
時々はその糸がこんがらがって、
ドイツ語なのに日本語に聞こえたり、
まったく別の単語に聞こえてしまうことがあります。

友達(日本人男性)が食事に招かれました。
食事も終わり、デザートが配られる時、
食事に招いてくれたドイツ人がその友達に

『マグスト・ドゥー・プフラウメン?』
と尋ねたのです。

・・・言葉に詰まって絶句している日本人の友達。

もう一度
『マグスト・ドゥー・プフラウメン?』

友達は『エー・・・ヤー・・・エー・・』
と返事に戸惑っています。

プフラウメンは、プルーン、梅のこと。
『プルーン好き?』と尋ねたわけです。
もしかして、プルーンが好きじゃないけれど、作ってくれたので悪いか らと
ヤーと言ったのかな?と思って、
日本語で尋ねてみると、

『マグスト・ドゥー・フラウエン?』(女性は好き?)
と聞こえたらしく、
『えっ、そりゃー女の人は好きだけど、なぜ突然そんな事を聞くの・・やだなあ』
と戸惑ってしまったそうなのですね。
パーティは爆笑の渦に。
ドイツ語の『pf』の発音は、プが小さく、プフっというような音で
よく聴かないとフ、に聞こえる、発音も聞き取りも難しい音なのです。

先日でてきた『孔雀』ファウエン、も
プフラウメン→プルーン に聞こえてしょうがありませ んでした。
『梅島』って島の名前にありそうじゃないですか!

・・
さて前置きが長かったですが、
先日からずっとお医者通いを続けていたのですが、それは、年初めの血液検査で
問題が発見された場所があったからなのです。
『甲状腺』→シルドリューゼ。

最初に聞いた時、『かめ/亀』→シルドクリョーテ
と聞こえて、
『あなたの亀はですね・・』と医者が言ったように思え、
えっ、亀?亀が何ですか?と聞き返してしまいました。
『シルドリューゼ』という言葉を知らなかったため、
先生が『喉のところにあってホルモンが分泌されてうんぬん・・』と
詳細に説明をしてくれて、ああ『甲状腺かな?』と。

日本語だって、突然、『コウジョウセンホルモンノアタイガテイカシテ イマス』
と言われたらわからないですよね。
一体どこで言葉を切るのか?というところから始めなければいけません。

というわけで。
コウジョウセンホルモンの錠剤を飲む事になりました。
このホルモン低下は、50歳位の女性には多い症状だそうですが、
最近では若い人にも増えているとか・・。
症状としては
『疲れやすい』『乾燥肌、ドライアイなどの乾燥症状』
『無気力』『太りやすい』『冷え性』『むくみ』
など、
単に疲れている、年のせい・・と考えやすい症状なので
分からない事も多いそうです。
私は、たまたま貧血もあったので詳細な血液検査を受けて
発見されたわけなのですけれども、
症状に思い当たる方は、一度検査をされても良いかもしれません。

薬には副作用はなく、飲み続けていれば
疲れにくく、乾燥肌も良くなるということでした。

昨晩友達に会ったので、この話をしたところ
『いや、でもあなたは全然無気力にも見えないし、力がみなぎっている』
と言われました・・。
・・・・ホルモンを飲んだら、もっとパワー全開になってしまうかも・・。
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by berlinbau7 | 2007-05-16 22:48 | ドイツのこと

最底辺 〜倹約のココロ〜

かーちゃさんが、
コメントでご紹介して下さった
『最底辺』を送ってもらい、さっそく読んでみました。

ドイツ語のタイトルは、
Ganz unten.

著者のギュンター・ヴァルラフは、
ジャーナリスト。
ドイツの新聞ビルト(日本でいえば東スポみたいな感じかな??)の編集部に
潜り込んで、ニュースねつ造や改ざん?とかをすっぱ抜いた記事で
有名になった人です。
いまや、テレビ、雑誌、新聞で
隠しカメラなどを使った潜入/暴露ルポは一般的になってきています。

私ですら、
『外人局の扱いのひどさを、隠しビデオで・・』
なんて発想するほどですが、
80年代当時はまだまだそういった手法はなく、
そういう意味でも注目を浴びたのだそう。

さてこの『最底辺』は
ドイツ人の彼が、カラーコンタクトとカツラ、
ちょっと文法をいじったドイツ語で、トルコ人『アリ』になりすまし、
西ドイツの移民労働の実体を暴いたレポートです。

私が一番ショックだったのは、
ここで告発されている、
不法労働者をひどい状況下で雇っているという建築会社が
いまだに、ドイツでも最大手の建築会社であったりすること。

1、2年続けて労働したら
身体がぼろぼろになり、一生治らない病を抱えて行かねばならない、
もしくは大怪我をして、その後の補償も無い、
そんな状況で人を働かせている会社だと暴露され、
しかもこの本は西ドイツでベストセラーとなったというのに。

こんな本が出ても、多分蚊に刺された程も感じていないのでしょう。
一応、いくつかの部分で、事実ではないと
著者を訴えてもいるようです(2カ所変更が許可されましたが
後は証拠不十分で、会社側の訴えは却下されたそう)

本の中で
『短期間でたっぷり稼げる薬物検査』の話があったのですが
(著者は工事現場や建築現場の作業で身体がぼろぼろになっていたため
友人に参加を止められ、実際試さずに終わっています)
これをやっている日本人は今、けっこう多いように思います。
私が日本で美術大学に行っていた時、
八王子の某所で行われている薬物検査(違法ではなかったかもしれないけれど
耳にする限り、かなり危ないことをやっていたと思う)の話は良く聞きました。

美大生は作品作りやギャラリーを借りるのにお金がかかるので
工事現場で働いたり色々するのですが、
この薬物検査は、短期間でまとまった現金が手に入るということで
やっている人がけっこう居たのです。

ドイツでもこういうのがあり、
知り合いは、1週間だか1ヶ月で100万円ちかく稼ぐ仕事をやったのですが
半年ほど、味覚が無くなって、
『何を食べても、食感しかない。トイレットペーパーを噛んでいるみたい』
と言っていました。

こう考えると、
100万円はちっとも高いお金ではない。
しかも味覚が戻って来たから良いですけれど一生味覚がなくなっても
何の保証も無いのです!!!

こわい!!

私も、どんどんユーロが高くなってきてているうえに
ユーロになってから物価がどんどん上がって辛い状態ではあるのですが
地道にぽつぽつと稼いで行こうと思います。
そして自炊で倹約!
うどんは安くて美味しくていいですね。
ゴマ入りを試してみたのですがこれが美味しい。
パンもやはり焼きたてが一番美味しいし・・倹約でグルメ気分の毎日なのでした。
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by berlinbau7 | 2007-04-25 19:03 | ドイツのこと

薬局、本屋、そしてお役所

新しいコンタクトを作りに、
安売り眼鏡チェーン、フィルマンへ。

今までは近所の眼鏡やで適当に買っていたのですけれど、
フィルマンで先日、眼鏡を作ってみたところ、
サービスも良く値段も安かったので、
コンタクトもここで作ってみることにしたのです。

しかし、
コンタクト専用の眼科検診がまずあったのですが、
ここで、『コンタクトレンズ不可なほどのドライアイ』という
検診結果がでてしまいました・・。

朝6時くらいに起きてすぐ、パソコンのスイッチを入れ
日中から、下手すると深夜までパソコンに向かいっぱなし。
運動不足もさることながら、
目への負担は尋常ではなかったらしく、

眼球には、水の膜、油の膜、ムチン?質の膜、というのがあり、
そして角膜があるのだけれど、この3種の膜が全てなくなっていて
角膜もかさかさ、乾燥肌のようにがびがびになっている部分があると言うのです。
これが広がると、
レンズの部分までも、磨りガラス状になってしまい見えにくくなる
と言うのです。

・・・というわけで、
毎日ジェル状の目薬(液体では乾燥がひどくておっつかない)
を指し、コンタクトは不可、パソコンも減らす、
ホットタオルで目を暖める、
などなど色々なことをしております。

今回、今更ながら驚いたのが、
薬屋さんの対応。

薬局に行って、お医者さんに処方してもらった薬を注文。
たまたま品切れだったのですが、『今注文すれば2時間後に届きます』と言うのです。
(実際届いた)
そういえば、本屋も、品切れでも注文すると、遅くとも次の日には到着。

書類処理に1ヶ月、
ファックスを送っても返事が1週間後・・・という、ドイツのお役所と
比べて、なんて仕事が速いのでしょう!!!!

同じ国にいるとは思えません!!!

ドイツのお役所も、ちょっと薬屋さんの対応を見習って欲しいものです。
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by berlinbau7 | 2007-04-21 21:14 | ドイツのこと

ドイツ語で聞く、昆虫たち

イースターに頂いた、
らっぱ水仙(ドイツ語だと、Osterglockeイースターの鐘)が満開!
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ドイツ語の花の名前はあまり知らないのですが、
その中でも、名前を聞いてから、すっかり好きになってしまった花のひとつです。

ドイツ語で名前を知って、その綺麗さ、
その名前の響きから、その姿が目の前に浮かんで好きになってしまうものって
けっこうあります。

先日、
友達に小学校の頃の話をしていて、
『カマキリ』という言葉がでてきました。
ドイツ語で『かまきり』を知らなかったので絵を描いて説明すると
『それは Gottesanbeterin(神を拝む人)だ』

日本語で聞くと、鎌を振り回す怖いモノを想像しますが
ドイツ語で聞くと、こう、手を合わせてひざまづいているモノが浮かんできます。
獲物を狙う前の姿が、拝んでいる人に似ているのでそう言われるのだそう。

イナゴ Heuschrecke(干し草を脅かすもの)

アゲハチョウ Schwalbenschwanz 
(ツバメの尾〜すっと伸びた羽根の先からの発想でしょうか)

Kaisermantel (皇帝のマント)なんて素敵な名前の蝶も。
和名は、ミズイロヒョウモン。・・豹柄の羽根を持って豪奢な感じの蝶です。

Schachbrett (チェス盤)というのもいました。
ヨーロッパシロジャノメという蝶で、白と黒の紋が、チェス盤に似ています。

モンシロチョウ Kohlweissling(キャベツにつく白いもの、くらいの意味)
そういえばキャベツによく付くんですよね、幼虫が。


逆にあまり綺麗な感じがしないのが

蚕 Seidenwurm(絹虫(虫でも、みみずとか足や羽根をもたないぬるっとしたのは
まとめてwurmと呼ばれます。回虫とかの寄生虫も。))

こおろぎ Grille グリレ
・・特にそういう意味ではないのですが、炭焼きグリルを思い出します。

など。

ゴキブリ Kakerlake
ゴキブリって、何語で聞いてもあまり綺麗に感じられません。
印象が強すぎるのでしょう・・。しかしドイツに来てから全然見かけません〜。

見かけない物といえば蝉です!
夏の蝉、懐かしいです〜。
Zikadeと言います。ラテン語の名前です。

後、蚊にくわれることも少なくなりました。
蚊は、Moskito とも言いますが、小さいやぶ蚊みたいのは、Mueckeと言われます。

逆によく見かけたり、話を聞くのが、
蛾 Motte(特に、セーターとかを食い荒らすのが、コレ。ラベンダーで退治します)

後、森とかにいるらしいZecke(ダニ)
これから暖かくなってきて、山や森でのハイキングやサイクリングをする人が増えてくると、
帽子をちゃんとかぶって、靴下もはいて・・と注意書きが新聞などにも掲載されてきます。
日本ではあまり聞かないように思うんですが、
ダニが媒介する脳炎があって、これは死にいたる病気のため、
とても注意が必要なのだそうです。

私はあまりアウトドア派ではないので安心ですが、
逆に運動不足、外出不足、コンピューターの前に座りすぎてのドライアイなども・・
・・
最近は最高気温25度!とっても天気が良い日が続いています!
今日はサイクリングをしてみようと思います!
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by berlinbau7 | 2007-04-13 16:00 | ドイツのこと

東ドイツから日本を見る

お友達の家での夕食会に招かれました。
旧東独出身の2人は、カメラマンとファッションデザイナー。
子どもが2歳と5歳の子どもがいるんですが、
その子たちが、私に
東ドイツ時代の百科事典を持ってきて、見せてくれました。

『Von Anton bis Zylinder das Lexikon fuer Kinder』
アントンからシリンダー(シルクハット)まで。
子どものための辞典。ドイツ語では韻を踏んでいます。
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『日本』の説明が面白かったので
色々読んでみたくなり、貸してもらうことにしました。

日本の説明・・・

日本
〜日本帝国(Kaiserreich Japan)

日本は東アジアにある資本主義の国です。
太平洋にある4つの大きな島と、たくさんの小さな島からなっています。
首都、東京は今日では世界最大の都市です。

日本の島には火山をふくむ多くの山脈があります。
しばしば、激しい地震とすさまじい嵐におそわれます。
山脈の合間の谷と、海岸そばの狭い平地だけが農耕のためにつかわれます。
それでも、沢山の米、小麦、果物と茶が栽培されているのです。

日本は、ヨーロッパとアメリカ以外で初めて、様々な産業を築き上げました。
その成果(船、電気機器、光学機器、織機、など)は、
世界のほぼ全ての国に輸出されています。
しかし、その収益は、勤勉で経験豊かな労働者の手には渡りません。
アメリカや西ドイツと同じように、
重要な企業はほんの少しの資本主義者のものなのです。
しかし、ここでも、より多くの権利とより良い生活のために、
労働者たちは戦っています。

1972年の発行です。
もう古本屋でしか手に入らない本でしょう。。
毎年のように改変があり、版が重ねられていた本だそうです。
まだ、ベルリンの壁のことなどに関しては表記がありませんでした。
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by berlinbau7 | 2007-04-09 18:37 | ドイツのこと

呪われたドイツ鉄道? でも・・・

1月、
できたばかりの中央駅の鉄骨が強風で40mの高さから
落っこちてくるという惨事(奇跡的に怪我人は出なかったので良かったです)が
起こったばかりの中央駅。
この話については、ココに書いたのですが、

今度は、ポツダム広場にある、ドイツ鉄道ビルの10階から
ガラス板が、道路に降ってくるという事故がありました。

ガラス製のファサードがこうこうと輝く、背の高いドイツ鉄道のビルは
遠くからも目立ちます(でも、一時、夜も電気をつけるのは
エネルギーの無駄、と問題になったことがあります。)
ソニーセンターとともに、建築家のヘルムート・ヤーンが
手掛けた建物ですが、しかし、なぜ、突然窓ガラスが壊れて落ちて来たのか。
鳥がぶつかったのではないか、
という憶測もあるそうです。

びかびか光る透明のビルに、太陽がどこにあるのか、見失った鳥が
ぶつかってしまったのでしょうか。

何にしろ、ドイツ鉄道、
今年は厄年。

またも、怪我人は無かったので、一安心ですけれども
事故を起こさないよう、注意して欲しいものです・・。

・・でも、ぴかままさんもおっしゃっていたように、
『中央駅直すから、鉄道運賃値上げ』とか
『ビルを直すから、運賃値上げ』としないで欲しいですね・・。

『サービス向上、確実に正確で、安全な運行をする』などの理由ならば
ともかく。

毎日、異常なほど暖かく、
昨日はティーアガルテンを自転車で走ったら、
皆、Tシャツや、半裸で寝転がっていて、
その姿と、
突然の春に芽吹きもまだで、枯れた木々の姿が対照的でした。

そういうのを見るにつけ、
『安売り飛行機に乗らず、タクシーに乗らず、
公共交通機関を使って移動しよう』と心に命じるのですが、
ドイツ鉄道、どうも、心惹かれないんですよね。。


昨日新聞に載っていた、『あなたの環境破壊度テスト』

改装されて、気密性の高い家に住んでいる(暖房を減少できる)
とか
洗濯機、乾燥機、コーヒーマシン、台所はフルオートマチック
とか
車を持っているか〜
とかなんとかいう問題に答えていってポイントを加算するものでした〜

で、
自転車に載ってて、暖房ほとんど使わないし、
洗濯も小さい物は手洗いだし・・『私って環境に優しい?』
と思ったら、
飛行機で月に2回は出張、
という点で
一挙に点数を稼いでしまいました。

そう、飛行機は、一度飛ぶだけで、大量に燃料を消費し、
地球温暖化への影響は、他の、小さな事柄〜自転車を使う、とか
洗濯機や身近なエネルギー使用量を減らす〜なんて
吹っ飛んでしまう程なのです。

飛行機は便利。
飛行機が無いと、ドイツと日本を行き来するのもままなりません。
(さすがにシベリアを抜けて行くのは辛そう・・)
スイスにも、南ドイツにも、さっと1時間で到着。

でも・・・。
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by berlinbau7 | 2007-03-14 20:59 | ドイツのこと

ビール純粋令と冬のメルヘン

すっかりご無沙汰になってしまいました〜。
皆様から頂いたコメントにも返事が遅くなってしまってごめんなさい。

1月末から、いくつか、ファッション撮影のお仕事があり
それが終わってすぐ、
デュッセルドルフの方へ出張に行っていました。
ああ、もうベルリン映画祭がはじまるというのに
全然チェックできてません〜〜〜!!!
きゃー!

そういえば、下に書いているボイラー事件、
昨日、やっと直りました。17日もボイラー無し!!ひどすぎです。



さてさて、デュッセルドルフ!
10年近く前に一度行ったきりでしたが
『行ったら、色々日本の食材や、本を買い込むぞ〜』と
張り切って行きました。
泊まったホテルはホテル日航。
なんとBSでNHKが見れるので、暇があればテレビを見てました。

『中国のトキ特集』
『各地の節分豆まき行事』
『コンビニ』
などなど・・

後は、ニュース!
テロップがでるのが目新しく感じました。

デュッセルドルフでは、
アルトシュタットという、旧市街に繰り出して
アルトビールを自分たちのお店で作っている醸造所&居酒屋&レストラン
みたいなところで
アルトビールを試してみました。

下戸下戸でも、ワインはけっこう飲みたいなあ、飲めたらなあ、
と思う事があるのですが、
ビールはまったくといって良い程飲めない&飲まなかった
のですが、
頑張って色々試してみました。
うーん・・どうでしょう・・アルトはあまり好きでないかも・・。

でも醸造所内で飲んだできたてのピルスナーとかは
驚く程美味しかったです!!!

さて、
ドイツは、チェコについで、
国民1人頭のビール消費量が多い国。

『ビール純粋令』というのがあって
麦、ホップと酵母、水以外は
ドイツでのビール製造には使ってはいけないのです。
(保存料などもだめなので、海外輸出向けのビールには熱処理などが
別に行われていたりするそうです)
写真は、アルトビールのレストランで見かけた
『ビール純粋令に従って醸造しています』の看板です。
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最近はビール消費も減少傾向にあると言われますが、
それでも、2006年は1人頭120リットルの消費があると言われています。

120リットル!!
私の周りの人たちは全く飲まない人たちなんですが
そう言う人たちも居るということは、
どこかで、毎日2、3リットルくらい飲んでる人たちが居るということです。

(前年度は115リットルくらいだったのですが、
ワールドカップ効果でビール消費量がぐっとアップしたのです。
やっぱり、サッカー観戦にはビール!ということでしょうか)

サッカー観戦といえば、
ドイツでは、一昨日まで、
ドイツで開催された、ハンドボールのワールドカップが大盛り上がりでした。

ハンドボールというと、なんとなく、地味なスポーツというイメージですが
ドイツは準決勝、決勝と勝ち上がって行くうちに、
『ワールドカップ、2006年の夏をもう一度』な気分になったらしく
窓からドイツ国旗をかけている人が現れたり、
ビールを大量に買い込んで
プロジェクターで大画面にして観戦している家があったり
ちょっぴり、ワールドカップの熱が再燃、と言う感じだったのです。

2006年の夏、3位までのぼりつめたドイツチームは
『夏のメルヘン』と言われましたが、
今回の、ドイツ・ハンドボール・チームの優勝は
『冬のメルヘン』と書いている新聞なども。
2万8千人ものファンが、優勝したドイツチームを迎えるため
ケルンの市庁舎に詰めかけたそうです。
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by berlinbau7 | 2007-02-06 16:58 | ドイツのこと

Galette des Rois とマラリア蚊

やっと一息つきました。
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年末から家にこもってお仕事状態だったのが
昨晩一段落。。
のんびり寝過ごしたかったのですが・・
早朝5時、
嵐の音と、遠くから響く雷の音で目が覚めました。
夏の夕立みたいな音です!!

最近ベルリンは異常気象。
昨年末にちらりと初雪は降ったものの、
近所では桜が咲き乱れ(!!!)
スズランが目を出す、最高気温14度!
昨年1月にはマイナス15度だったというのに、
信じられません。

そして、このあまりの暖冬で
普段なら、ドイツで冬越しできない、『マラリア蚊』や
危険な『ダニ』、
スズメバチの大量発生などが、今から危険視されているそう。

マラリアって、
熱帯でしか発生しないんだと思ってたのですが
イタリアの一部までは、病気を媒介する蚊が来る事はあるんだそうです。
それが、
今年の暖冬で、イタリアから国境を越え、ミュンヘン辺りまでは来るのでは
と予想されているとか・・

ドイツでマラリア〜〜!嘘みたいな話です。
(もちろん、まだ起こっていない事なんですが)

スズメバチ(Wespe)は
暖かくなってくると、カフェのテラスで
りんごジュースを飲んでいたりするだけでも
カップにたかって来たり、なんだかけっこう怖いんですよね。
ドイツ人は
無視していれば刺されない、と言いますが・・。

知り合いの話では、ビール瓶の中に入り込んでいたのに気づかず
一緒に飲み込んでしまい、喉を刺されて、気管が腫れ、窒息死してしまった
人もいるとか・・。

うーん、まだ夏ではないのに怖いです。

写真は、
1月6日、Tag der drei heiligen Koenigenを
ガレット・デ・ロワでお祝いした時の写真です。
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フランス語圏のカナダ人の友達が、
『なんとしても祝う!』と言うので、
フランス人パティシェのお店に行って、焼き上げてもらいました。
いつもはギャラリー・ラファイエットで買って
たいして美味しいケーキでもないな、と思っていたのですが

美味しいケーキ屋さんのはやはり美味しかったです・・
1名分、3ユーロだったかな??

ちなみに、王様になったのは、昨年も王様になった友達。
女王様となって、冠をかぶって楽しそうでした。
しかし、『女王様』の話から、イギリスのクイーンの話になり
そこからなぜか、日本の天皇制の話に(結局女性が天皇になれるのか、ということですね)
・・
新年そうそう難しいドイツ語で、自分もまだよく分かっていない話を説明するはめになってしまったのでした・・。
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by berlinbau7 | 2007-01-12 17:23 | ドイツのこと