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わたしの本棚(2008年、漫画編)

「今年の10大ニュース!」を考えたのですが
引越以外まったく思い当たらないという寂しい結果に。

なので、昨年に引き続き
今年読んだ本の中で、
もとい、
今年読んだ漫画の中で、良かったものを考えてみました。
昨年読んだものから続いているものが多く、新作があがらないのは
やはり本屋で漫画が買えないから(涙)
2009年版「このマンガがすごい!」では
ランキングされていたものは知らないものが多かった……。
やっぱり、漫画(本も)は本屋で表紙を見て、手に取って選びたいですね。

さて、
昨年に引き続き良かったのは、以下の2つ。
●へうげもの7服
利休が〜〜〜!来年そうそう、すごい盛り上がるらしく、すごく気になる。
●リアル8巻
(野宮がいよいよ腹をくくる!展開に大期待。
韓国にいる友だちとも、リアル話で盛り上がりました。
ちなみに韓国ではまだ8巻は出ていないらしい)

今年初めて読んで良かったのは、
●この世界の片隅に
こうの史代の、1コマ1コマ、
小さなところまで、人の心の動きを細やかに紡いでいる感じが好きです。
この話では、戦時中の辛かったり切なかったりする様子が、
うまーく笑いと混じってて、すばらしいです。
海軍に入った哲さんが訪ねて来る話はせつなかった……。
歌だったり、人生相談風だったり、カルタだったりと、仕立ても面白い!
上・中ときてるので、そろそろ「下」でおしまいになるんでしょうか。。
ごはんが増える炊き方、楠公飯も気になるところ……。

●駅から5分
くらもちふさこの連載中の作品。
いや、くらもち作品はどれも好きなんですけど、
鮮やかに、ストーリーが絡み合っていて、
ひたすら、うまいなーーーーーあざやか!と思って読んだ1冊。
どういう展開になるのか、2巻が届くのが待ち遠しい。

●海獣の子供
五十嵐大介のまとめ買いをした中では「はなしっぱなし」が面白かったのだけれど、
こちらは昔の作品なので、現在連載中のこっちを。

●真昼の月
吉田秋生の、「海街diary」の続編。
なんといっても、舞台の鎌倉という場所の、物語との絡み方が良い。
実家がそっちの方に移ったので、ついつい想像が広がります。
どうやら関連本で「海街diary すずちゃんの鎌倉さんぽ」もあるらしい。
“かまくらカスター”が食べたくなる(もちろんチョコ味)

●テゾーロ
オノ・ナツメの初期短編集。
「リストランテ・パラディーソ」はなぜかあまり、ピンと来なかったけど
これは好き。お弁当の話が特に。。
リストランテで働く人にスポットをあてた「ジェンテ」もけっこう好き。
2巻最後の描き下ろしページが良かった。(ジジのファンなので)

●ルート225
志村貴子が原作付きで書いた話。話自体がけっこう良かった。最後のコマも◎

……
あとは、漫画も、本も、古いものを読み直してばかりいます。
「ナニワ金融道」文庫版をねっちりと読み返し中。
そして冬に、のんびり美味しいお茶を入れて、
お菓子をぱりぱりと食べながら読みたいのは、坂田靖子の本!
「かずのこにゆずを絡めた餅」は正月になると食べてみたくなります。

次に買おうか迷っているのは、
漫画大好きな知り合いのオススメ、
渡辺ペコの「ラウンダバウト」
そして、松田奈緒子の「少女漫画」。
後は、数名からオススメされている「闇金ウシジマくん」など。

さて、次は何を読もうか……。
冬の夜長には、読書が一番ですね。
by berlinbau7 | 2008-12-28 03:53 | 雑談


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