『Nacht vor Augen』『Berlin - 1. Mai 』

私の個人的なベルリン映画祭第1日だった昨日は
ドイツ映画2本で始めました。

まずは、
『Nacht vor Augen』。
ドイツの連邦国防軍の1人として、アフガニスタンに配備されたのち、
シュヴァルツヴァルトの実家に帰って来た25歳の青年、ダーヴィットの話。
自殺テロを行おうとした人間を取り押さえ、22人の兵の命を救った、として
メダルを受けたダーヴィット。
しかし、アフガニスタンでした何かに不安を覚え、眠れない夜が続く……。
ダーヴィットの半分・弟(ダーヴィットの母と義父の子ども)であるベニと
話したり、サッカーのトレーニングをしたりする中で、
彼の不安や、かかえているもの、心の揺れが表現されていくところはは面白かったです。
ベニが高所恐怖症を克服するシーンでは、私も高所恐怖症なので、
めまいがしました。

それから、
今年は沢山ドイツ映画をみるぞーと思って
チェックを入れていた『Perspektive deutsches Kino』のオープニング映画。
『Perspektive deutsches Kino』は今年で開催7回目となる、若いドイツ映画を紹介する部門。
ベルリナー・シューレなど、ドイツ映画のトレンドを見る上でも興味深い部門です。

さて、この『Berlin - 1. Mai 』はその部門のオープニング映画であり、
また今年のベルリン映画祭で初めてのベルリンを舞台にした映画でした。

ベルリンのクロイツベルクで行われる5月1日、メーデーのデモを背景に
3つのストーリーが絡み合い、その日の最後に集結していく。
自分がベルリンに住んでいるから、その雰囲気が楽しめていいとか
そういったことをさっぴいても、とても見応えがある映画でした。
プレス上映で見たのですが、最後すごい拍手が来ました。

主人公は
●メーデーのデモを鎮圧する警官隊の1人で、妻の浮気に悩むウヴェ
●クロイツベルクの集合住宅に住み、メーデーのデモを『警官たちをやってやる』イベントだと理解している
トルコ人の男の子、ヤヴース
●田舎から、『なんかすごいらしいぜ』とメーデーを目指して来た2人の高校生、ヤコブとペレ

監督は4名。
それぞれ、『5月1日の朝にはじまり』『最後はUrbankrankenhaus(クロイツベルクにある救急病院)』で終わるストーリー。
3つのエピソードは、1つが終わると1つが始まる、というような進み方ではなく
時間の経過を追って、絡み合います。

俳優さんには、ゲーリッツァー公園で、高校生2人が出会うパンクのお姉ちゃん役に
『4分間のピアニスト』で囚人の女の子を演じたハナ・ヘルツシュプルング、
ヤブースのお兄ちゃんに、『Knallhart』や『Schwarze Scharfe』で強烈な印象を残した、ベルリン生まれのトルコ人俳優、Oktay Oezdemirなど。

サイトはこちら。いくつかのシーンを見ることができます。
http://www.myspace.com/berlin_1mai

本日13時、コロセウム、20時30分より、シネマックス3で上映があります。
テーマ的に興味があるひとにはぜひ!オススメ。

全然本筋には関係ないのですが、ヤブースの弟の子がかわいくて!
彼がミュズリーらしきものを食べて遊ぶシーンで彼が大写しになったら、回りから『うわーかわいぃ!』と声が聞こえました。
あと、警官のベンヤミン・ヘプナーのお腹がすごくて驚きました。
ズボン脱いで横になってるのに、プリンッと……。ある意味すっごくリアル。
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by berlinbau7 | 2008-02-09 17:43 | 映画、だいたいドイツ


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