ファッション・ウィークと称して、
ファッション・ショーや、メッセ、展覧会、期間限定のショップなどが 色々なところで行われているベルリン。 私もちょっと気になっていた、「カーシュタット・ニュー・ジェネレーション・アワード」を見に行ってきました。 20〜40代までの、 活動を始めてから5〜6年以下のデザイナーを対象に行われているこの賞は 20種類のアウトフィットを援助金無しで制作ができること、など ざっとした規定の中から選ばれた4つのデザイナーがショーを行い、 優勝者を決定。 そして、優勝者は、カーシュタット(大手デパート。日本だとSEIYUとかかな?)向けに 作品を作って販売する(もちろんお金をもらって)ことができる、 というものです。 今回が2回目の開催。前回はKaviar Gaucheが勝って、 今年の3月から販売が始まります。 作品も飾ってありましたが、うう〜〜〜〜ん、私は微妙だなとちょっと思いました。 素材がちょっと安っぽいような?? でもそれは、カーシュタットだと思って色眼鏡で見ているからでしょうか? とりあえず、私の趣味ではありませんでした。 実は前回、私が大好きなブランドがこのアワードに出場可能だったのに あえて棄権したらしいという話がありました。 後で話を聞いた所、 かなり値段などで制限があることから、 洋服は作れない、同時期に高いコレクションとカーシュタット用の作品と分けて作りたくない、と 判断した彼らが、 じゃあ、例えば、絨毯とかでオリジナルな物を作ってみたい、と言ったところ 却下された、と言う話らしいんですね。 まあ、そんな話を聞いていたので、ちょっと意地悪な気持ちもあって観に行ったのです。 でも、なかなか楽しめました。 独特の素材使い、ギャザーを寄せた靴とか アクセサリーが良い感じで、好きな (でもベルリンであまり売ってる所が無い〜〜) Miroike 実は知らなかったブランド mongrels in common 独特の青、こってり分厚い素材(今回はニットでした)が けっこう好きな PULVER 若手メンズブランドで、 黒、フードや襟、裾のディティールとかが、個人的にベルリンぽいー と感じた q.e.d の4ブランド。 靴好きの私は、Miroikeの真っ白なドレスにぶかぶかのブーツとか 毛皮がたてがみみたいに入っているブーツとか、 靴ばっかり食い入るように見てたのですが q.e.dが優勝しました。 まだサイトも持ってないし、アトリエはWeddingと、若いデザイナー!って感じなのも良い!彼らは2007年のベックスの若手デザイナー援助の賞も取って、いま、まさに波に乗っている感じ!メンズなので買えないですが、頑張ってほしいですね。 帰り、バタバタと電車にのったら、目の前に、どこかで見た顔の人が。。 誰だったか?と思ってたら、可愛いなあと思って見てたモデルさんでした。
by berlinbau7
| 2008-01-29 18:01
| ベルリンのこと
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