昨日書いた話の続きです。
「ニコール・キッドマンはハンナ・シュミッツじゃないよ〜」と ドイツ人に言ったところ 「そんなこと言い出したら、 トム・クルーズのどこがシュタウフェンベルクなんだ。 映画はそういうものだ」 とバッサリ。 ま、そうですね。 (かーちゃさんもこれには異議を唱えていらっしゃいましたが) 「朗読者」の場合は、小説内でハンナの描写が細かいので 特に、思い入れが強くなってしまうのかなあと思いますが。 (けっこう豊満な体型とあるのだけれど、ニコール・キッドマンは 体重を増やすのでしょうか。「めぐりあう時間たち」で、ヴァージニア・ウルフに似せるため、付け鼻をつけた人ですから。) 実在の人物に似せる、ということであれば、 「モンスター」のシャーリーズ・セロンもすごかった!演技とか以前に、見た目が。。個人的にはクリスティーナ・リッチが印象深い映画でしたが。 原作ありのものでも、 「ロード・オブ・ザ・リング」のように 監督の原作への偏愛が感じられる物は 自分とのイメージが異なっていても良いかなあと思われます。 本作が良ければ、何でも良いと言うことになるのでしょうか。 最近の原作つき映画というと、思い当たるのは……。 くらもちふさこの 「天然コケッコー」は見ていませんが 写真を見た限りでは子役がすごいイメージどおり! 二ノ宮知子の 「のだめカンタービレ」は あえて漫画のようなドラマ作りに頑張ってて、その点は面白かったです。 竹中直人のシュトレーゼマンのやり過ぎ演技、 秘書のエリーゼ、千秋の話すドイツ語が注目どころ(ドイツ好きとしては)。 千秋さまの話すドイツ語はなかなか良かったですよ☆ あと、小川洋子の 「薬指の標本」。 これがフランスで映画化されましたが、なるほどフランス人でもしっくりくる。 いや、フランス人のほうがしっくり?と思えてしまう(予告編しか見ていませんが) 私が読んだ時、頭の中でこの標本技術士の弟子丸氏は、 若くて神経質そうな人というイメージだったのですが、フランス人でこれくらいの年の人というのもありじゃないですか!と勝手に納得してしまいました。
by berlinbau7
| 2007-11-22 14:44
| 映画、だいたいドイツ
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