ワンポイント・ドイツ語講座in奄美大島

サイトの扉写真を、半年ぶりくらいに更新させて頂きました。
まったくもって、季節感の無いヤドカリの写真です。

奄美大島で、一番印象的だったことは、
実は「ヤドカリ」でした。

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目の前は海岸という、素晴らしいロケーションにあるホテル
「マリンステイション奄美」に泊まったのですが
(写真はホテルから徒歩数分で見える絶景の岩場)
部屋のお風呂がユニットバスだったので、
毎晩、海の見える五右衛門風呂を予約して、入っていたのです。
初日、
そこのお風呂にのんびり使っていたところ、
カタン、と石がぶつかるような音。
よくよく見てみたら、浜からやってきたヤドカリが、
五右衛門風呂を支える石の部分ですべって、簀の子に落ちています。
じっと見ていると、出てこないのに、
ちょっとよそ見をすると、カサカサと移動。
毎晩訪れるヤドカリが、すっかり気に入ってしまったわけです。

目の前にある海は10月末とあって、泳いでいる人はゼロ。
でも、水温は26度と、ドイツの真夏と変わりません。
せっかく水着を持って来たのだからと泳いだのですが、
ホテルの人や、ガイドさんからも「そろそろ北風が吹いてきて、肌寒い時期なのに」と
言われるほど。かなり珍妙に見えたようです。
「北風」
という言葉から想像される風が、多分、ドイツから来た人と
奄美大島の人では、まったく違うのでしょう……。

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しとしとと柔らかく、温かい雨(に、ベルリンから来た私は感じました)が
降った日には、マングローブの間を、カヌーで巡るツアーに参加しました。
板のような根っこをもつマングローブ、
巨大なガジュマルにひとしきり感激した後、
満ち潮でできた水路を、カヌーでこいで行きました。
うっそうと茂るマングローブと湿度の高い空気、ぬらりとした土からは、
人ではないものが、どこかに住まって居そうな雰囲気が漂って……
うっとり浸っていたら、遠くからゲーム音のようなぴろぴろした音楽が。
「5時の鐘ですよ」
マングローブの風景に全く合わない音楽が、生活に溶け込んでいるふうなのが
シュールでした。
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ガイドさんは奄美大島出身の方。
子どもの時のおやつの定番だったという、黒糖ドーナツ、サーターアンダギーを
作って来て下さり、ごちそうしてくれました!
実のところガイドさんには地元出身者が少ないそう。
外の人の方がその場所に興味があったり、素朴な疑問から情報通になっていったりして
ガイドになる、というのはすごくよく分かりますね。
私も、多分生粋のベルリン子よりベルリンの「情報」は知っていると思いますから。

のんびり起きて朝ご飯を食べたら、Tシャツに半ズボンで散歩。
波打ち際でシュノーケル。
水にプカプカ浮かんだり、砂遊びをしたり。
今年来なかった、ベルリンの夏をすっかり取り戻した気分です。

そして、1つ、新しいドイツ語の言い回しも覚えました。
あまりに水がきれいで、すごい発色の魚が見えるというので
ちょっと船で遠出をし、珊瑚礁のある辺りをシュノーケルで泳ぐという
ツアーに参加しました。
プカーリ、プカーリ。キラキラ光る小魚、珊瑚礁が綺麗だなーと
思ってしばらく波間に浮かんで、上下する波に揺られていたところ……
ううっ
「波酔い」してしまいました。
真青になって吐くまいとする私に、
「海で吐くことを「Fische futtern魚に餌をやる」と言うんだ」と
ワンポイントドイツ語講座。
ありがとう。ひとつ、また知識が増えました。
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by berlinbau7 | 2007-11-17 17:10 | ベルリンのそと


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