オイチョカブと異人たちとの夏

昨日、
映画館で、「異人たちとの夏」を見てきました。
前のブログで「ハウス」の話を書いた(ココ)大林宣彦監督の1988年の作品です。

離婚して、仕事に没頭するTV脚本家の原田(風間杜夫)が
ふらりと足を向けた浅草。
12の時まで住んでいたこの地で、
死んだはずの両親に出会って・・・

片岡鶴太郎演じる、お父さん、
秋吉久美子演じる、お母さん。
そして、
原田と同じビルに住む、不思議な女性、ケイ(名取裕子)との
シーン(特にクライマックス)が他の部分に流れる、
甘い家族ドラマのムードを
見事にぶちこわしてくれて、良かったです。

傑作なセリフが色々出て来て、プッチーニの音楽も良かったです。
トゥーランドット、だそうです。

あまり詳しく書くとねたバレになってしまうので書きませんが、
べたべたな死人メイクとか、
「チーズナイフ」とかの小物が、「ハウス」を彷彿させ、
会場内は大爆笑の渦に・・・。

なんというか・・シュールな・・。。。

いかにも昭和な作りの実家や、
水瓜、
ビールのつまみに出てくるきゅうり、
アイスクリームマシンでぐるぐるして作る、甘くないアイス
そして浅草今半のすきやき・・
食べ物がおいしそうなのと、いかにも、むしむしした日本の夏!
なところにひかれました。

生卵をカシッと取り皿で割ってぐるぐるして。

寿司職人という設定のお父さんは
べらんめえ調の話し方なのですが、字幕はその雰囲気を出そうと
頑張っていた(とドイツ人が言っておりました)ようです。
こういうのは、本当に翻訳が難しいですよね・・。

一番難しかっただろうと思うのは、
3人で「花札」「おいちょかぶ」をやるシーン。
第一、花札、というのが無い。
「おいちょかぶ」を一言でドイツ語で翻訳できるわけがない。
というわけで、
苦心の末に出て来た単語があったようですが、
ドイツ人は、よくわからなかったようです。

映画の中で、
よ〜し、おいちょかぶをやるか!
という段になって、家族がみんな洋服を脱いで下着姿になるんですが
これが、??でした。
いや、見た時は、まあ、夏だからか?
と思ったのですが、
ドイツ人に「あのゲームをする時は下着がルールか?」と
尋ねられ、言葉につまりました。

そんなルールがあるのでしょうか?
だれか、ご存知の方がいらっしゃったら、
教えて頂けたら嬉しいです。
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by berlinbau7 | 2007-07-19 00:55 | 映画、だいたいドイツ


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