ブタペスト、悲しいはなし。

ブタペストのお話は、
少し時間がたった今やっと、少し落ち着いた気持ちで
書くことができます。
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ぴかままさんも秋に使われると言う
『ブタペスト〜ベルリン間、イージージェット』
ばっちり1時間近く遅れてくれて、
空港からホテルへ直行。

空港から市内へはタクシーやミニバスなどの交通手段があるのですが、
タクシーも、事前にお金の交渉しなければ行けないということで、面倒だったのと
ミニバスだと荷物が多くて大変、ということで、
ホテル〜空港間まで、ユーロ支払いできるタクシーサービスを注文しました。

1時間近くも飛行機は遅れてしまったけれど
嫌な顔1つ見せず、英語ぺらぺらの運転手さんは
とっても親切。スムーズに全てが進んだので
とっても好印象でした。

しかし、町中のタクシーはなかなかの曲者。

まず、メーターが回っていない!
一度使ったタクシーはメーターすら設置していませんでした。
でも、別に白タクというわけではなく、
タクシーのランプもつけていて、電話番号まで書いてあります。
しかし、乗車前に必ず料金の交渉をしなければならない!
『そんな事言っても、相場を知らないのでは
料金を提案するにしても・・』とかなり困ってしまいます。

ホテルの人や、知り合いのハンガリー人たちが
オススメするのは『シティ・タクシー』で、英語ができる交換手が居て
料金もちゃんとメーター制。

でも、
いちいち面倒なので、バスなども使ってみたのですが、
一回乗り換えるごとに新しい切符を買わねばならず、
その切符の自動販売機が、小銭しか受け付けないということで
かなり困ってしまい(チケット代は230フォリントなのですが、
フォリントは200からが札なので、小銭が全然たまらないんです〜!)
結局タクシーを使う事が多くなりました。

バスの停留所やチケットの買い方が分からず
おろおろしていると、英語ができる若者や、
ドイツ語のできる老人たちが、ぱっと寄って来てくれて
『どうしました?』と助けてくれようとするのには、感激。

タクシー運転手さん以外は、街の人たちは親切で優しい、という好印象を持ちました。

しかし!
最後の最後で、やってくれました・・。
最後の日、大勢の人が同時にチェックアウトし、おおわらわの
ホテルのカウンターで、行きと同じユーロ払いのタクシーを注文。

ホテルの支払いを済ませたところで
ホテルの人が『タクシーが着たのですぐ行ってくれ』と急かされ
慌てて支度をしていたら、
『20ユーロ払って下さいね』と言われたのです。
現金でとは言われたけれど、最後、運転手さんに支払うのでしょ?
と尋ねたところ、『私達が手配したので、私に払って欲しい』と言われたのです。

『お金を払うのは良いけど、領収書を書いて下さい』と言うと、
『運転手が書くから』と言う。
『なんか変だな?』と思ったけれど、運転手が来て、すぐ出たいと急かすし、
あわてて駐車場に回ったところ、
ミニバスが止まっていた。
ミニバスには7人近くの人が乗っていて、ぎゅうぎゅう詰め。
『タクシーだと言ったのに・・』と文句も言ってみたけれど
(ミニバスの方が安いので、タクシー値段を払うのは本当は変)
とにかく時間ギリギリだというので、
しょうがなく乗車。

で、空港で降りたところで、領収書を書いて、と言ったら
運転手が『私は領収書を持っていないし、出せない』と!!

ホテルに電話してもらって、
どうなっているんだ、と文句を言うけれど、
向こうは、『タクシーを呼ぶのは私達の仕事じゃない』と言うから
『仕事じゃないなら、お金を取るな!』『お金を受け取ったのはあなたなのだから
領収書を書いてもらわないと困る』
『それは運転手の仕事だ』『運転手が書けないと言っているのだから、
ホテル側が書いてくれないと困る』・・と議論は平行線に・・・。

私がたまたま、
ホテルで20ユーロを受け取った人物の名前を覚えていたので
向こうがしらばっくれようとしたのに、反論できましたが、
結局、こちらは市内に戻って文句を言う事もできないので、部が悪い。

渋々、『1週間後までにベルリンに領収書を送ってください』と譲歩したのですが
『ホテルにはあなたの住所は無いので送れない』
とまで言うのです!!
予約した時に、私の住所も、カードの番号も全て、渡してあるのに!!
きー!

ハンガリーに良く行く知り合いの方が
『共産圏の体質が、そういうところで残っていて、腹が立つ事が多い』と
言っていたのですが、
ほんと、トホホ・・です。
ハンガリー人の友達にも愚痴をこぼしたら
『恥ずかしいことだけれども、そういう人は結構居る』と・・

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・・・私は、腹が立つというより、なんだか、とっても悲しくなりました。
街は面白いところも色々会ったし、美しいなあという風景にも出会い、
街の人たちは、とっても温かな人たちだったというのに・・。

写真は、
知り合いの人の家の屋上から見た、ドナウ川側の国会議事堂。
夜の『くさり橋』です。
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by berlinbau7 | 2007-05-27 21:51 | ベルリンのそと


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