ウィーン自然史博物館 〜世界10大博物館の巻

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ハンブルクから帰って参りました。
ハンブルクはベルリンに次いで、好きな街の1つ。
よく行っているので、観光的な事をしようという欲は今更無いのですが、
ウィーンはあまり行くチャンスもなく、色々見てみたいところが目白押し。
ほとんど時間がなかったので、まずは、と
ミュージアムが集まる地区へ足を運んでみることにしましたました。
現代美術館では、現在『イヴ・クライン』展と『韓国の現代アート』展を開催中。
あまり興味が持てなかったので、自然史博物館へ。

もともと恐竜、化石、鉱物、そして、変な蝋細工の剥製とかが大好き!
ベルリンの自然史博物館にも行きますし、
日本でもいくつかの自然史博物館などを見ていますが、
ウィーンの自然史博物館は、今まで見た中で一番!といって良い程のすごさでした。

19世紀末に完成したというこの博物館。
女帝マリア・テレジアの夫の鉱物コレクションなどが母体だそう。

まず、広さが半端ではない。
39もの部屋があるのですが、これがまた一部屋一部屋、
天井画、アンティークの飾り棚、古めかしい文字で掲げられたタイトル、蝋細工の剥製、ガラスやプラスチック製の模型などが設置され、ため息が出てしまう程美しい!

鳥類の部屋に、様々な鳥の三半器官の骨を小さなガラス瓶に入れたものが
ずらりと並んでいたのですが、その小さな渦巻きの美しさもさることながら、
アンティークのガラス瓶の、少し歪んだような形の素晴らしさ!
1万種類以上もの昆虫が虫ピンで刺されている棚の、アンティークのプレートの鈍い輝き。
様々なプランクトンを模様のように映し出した窓、ガラス製の透明プランクトン・・
細部細部、さすがオーストリア
ハプスブルク帝国の強大な権力と贅が尽くされているのが感じられるんです。

しかも、展示方法が、凝っています。

ハエの巨大な模型の後ろには、ウィーンのカフェハウスらしい、
ザッハートルテ?みたいなチョコケーキとカフェが。
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プランクトンのコーナーは天井から釣られた
透明な模型が、ライトアップされ、神秘的。
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そして、昆虫コーナーには部屋の角に、どん、と大きな木が。
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木の幹に細い管が通っていて、それが窓の外にまでつながっています。
窓の外には黄色いアクリル板。
何かがざわざわと動いています。

・・・?

あっ
生きた蜂が!
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皆さん、足にたっぷり丸くて黄色い花粉団子をつけて
忙しくせかせかと出たり入ったりしていらっしゃいます。

木の幹の反対側はアクリル板が張られていて、
幹の中に作られた蜂の巣の中での
蜂の生活がじっくり観察できるようになっているのでした。

すごい〜!

いやはや。
じっくり見ていたら、1ヶ月はかかってしまいそうな博物館です。

カフェにも
なぜか豹の剥製が居たりして、
なかなかいいムードでした。
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by berlinbau7 | 2007-05-26 06:34 | ベルリンのそと


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