ロストロボービッチさん

そういえば、
久しぶりにTVを見ていて、驚いた事がありました。
(家にTVが無いので、めったに見る機会がないのです)

ベルリンの壁が崩壊した時、
その壁の前でチェロを演奏している映像が世界中に流れました。

そのチェロ奏者、ムスティスラフ・ロストロポービッチさんが
3月末、亡くなったそうで、
昨日書いた、独仏合同チャンネルのARTEで特集番組が組まれるという
お知らせが入ったのです。

旧ソ連で、反体制の抵抗運動に関わり、
国を追われた、世界的なチェリスト。
ベルリンの壁崩壊にいち早く駆けつけ、壊れていく
東西の壁の前で演奏される調べは、
何もよく分からずに、ただTVを見ていた東京の一中学生の目と耳にも、
今も、しっかりと焼き付いています。

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写真は、
壁博物館から、当時のまま保存されている数平方メートルの『壁跡地』を
見下ろしたところです。
チェックポイント・チャーリーのように、検問員のかっこうをした劇団員を配置するなど、デコラティブな事は何もしていません。
地上に立つと、壁の隙間から、何もない、ただ、なにもない壁の向こうの荒れ野原が見えるのです。
旧西ベルリン地区、ヴェディングから、旧東ベルリン地区、ミッテへ。
ぽつんと立っている街灯。ふるぼけた柱。
当時の姿がまさに『垣間見える』場所なのです。
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by berlinbau7 | 2007-05-10 02:01 | ベルリンのこと


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