東ドイツから日本を見る

お友達の家での夕食会に招かれました。
旧東独出身の2人は、カメラマンとファッションデザイナー。
子どもが2歳と5歳の子どもがいるんですが、
その子たちが、私に
東ドイツ時代の百科事典を持ってきて、見せてくれました。

『Von Anton bis Zylinder das Lexikon fuer Kinder』
アントンからシリンダー(シルクハット)まで。
子どものための辞典。ドイツ語では韻を踏んでいます。
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『日本』の説明が面白かったので
色々読んでみたくなり、貸してもらうことにしました。

日本の説明・・・

日本
〜日本帝国(Kaiserreich Japan)

日本は東アジアにある資本主義の国です。
太平洋にある4つの大きな島と、たくさんの小さな島からなっています。
首都、東京は今日では世界最大の都市です。

日本の島には火山をふくむ多くの山脈があります。
しばしば、激しい地震とすさまじい嵐におそわれます。
山脈の合間の谷と、海岸そばの狭い平地だけが農耕のためにつかわれます。
それでも、沢山の米、小麦、果物と茶が栽培されているのです。

日本は、ヨーロッパとアメリカ以外で初めて、様々な産業を築き上げました。
その成果(船、電気機器、光学機器、織機、など)は、
世界のほぼ全ての国に輸出されています。
しかし、その収益は、勤勉で経験豊かな労働者の手には渡りません。
アメリカや西ドイツと同じように、
重要な企業はほんの少しの資本主義者のものなのです。
しかし、ここでも、より多くの権利とより良い生活のために、
労働者たちは戦っています。

1972年の発行です。
もう古本屋でしか手に入らない本でしょう。。
毎年のように改変があり、版が重ねられていた本だそうです。
まだ、ベルリンの壁のことなどに関しては表記がありませんでした。
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by berlinbau7 | 2007-04-09 18:37 | ドイツのこと


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