アートが、売れること。

友達に、ノイエ・ナショナルギャラリーで開催された、
友の会主催のオークションを見に、連れて行ってもらいました。

今回のオークションは
バーネット・ニューマンの『壊れたオベリスク』を
ノイエ・ナショナルギャラリーの所蔵にするために企画されたもの。
そのために、アーティストやギャラリーから寄贈された作品を
オークションにかけ、収益を、購入費用に当てると言うわけです。

私が見た中ですごかったのは、
パウル・クレーの小さなスケッチ。
『無邪気なまなざし』と題されたそのスケッチ、25000ユーロくらいから始まり、
あれよあれよという間に値段がどんどん高くなり、
5万5千ユーロ(1ユーロ=157円)、860万円!!
ひゃー!
これでも、大抵のギャラリーとかで買うよりは安いのだとか。
これは、今やカリスマ的存在のコレクター、ベルクグリューンさんの
コレクションからの寄贈。

最高値は、トーマス・ルフの写真作品で、6万ユーロ。

マリナ・アブラモビッチ(A)の作品から始まり、
最後はホリー・ツァウズナー(Z)、名前順にどんどん売り出されます。

今年は、友の会始まって以来の最高売上げの、79万ユーロを
達成しました。

『壊れたオベリスク』の値段は約60万ユーロなので、
無事、この収益で購入することができます。

余りはどうするのでしょう?
友の会の運営費になるのかな?

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しかし、オークションの雰囲気はとてもワクワクするものでした。
『はいっ、この素晴らしい作品、
1000ユーロから、後ろの方、1500、はい、2000・・
今しか買えませんよ〜』
みたいな友の会会長の口上を聞いてるだけでも、
うっかり手を出してしまいそうになります。
(いや、そんなお金はないんですが)

買えるかも?と一瞬思ったのは、
『MoMAベルリン』展のメモリアル品を詰めた、
作品収納用の木箱、『モマ箱』
100ユーロから始まったので、『こ、これなら買える!』と思ったのですが
最終的には600ユーロ。

オークション終了後は
ワインとカナッペでパーティ。
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何も買わなかったのですが、なんだかとても
豪華な気持ちになりました。
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by berlinbau7 | 2007-03-24 03:04 | ベルリンのこと


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