焼き肉とエルビス

風邪もほぼ全快!しまして

仕事の合間を縫って、
せっせと映画をみております。

これまでに見た映画は
『ザ・焼き肉ムービー/プルコギ』
この映画の上映には、グ スーヨン監督さんもいらっしゃっていました。
幅広のぎらぎらサングラスで、おおっと一瞬思いましたが
『もう食事は済んだころだと思いますが(上映は夜10時だったのです)
食べていない方はもっとお腹がすきますよ〜』と上映前に一言!
とっても好青年!な雰囲気の方でした。

そして、映画はまさに監督の言葉通り、
風邪でごはんを食べられなくてお腹ぺこぺこ状態で行った私には
目の毒〜〜!!!
じゅわっと肉汁あふれる神戸ビーフ、
煙をあげる焼き肉!
そして、舞台となっているプルコギ食堂で山田優がささっと手早く作っていた
ナムルをぐちゃぐちゃに混ぜた混ぜご飯〜〜〜
お腹がぎゅるぎゅる鳴ってしまいました。
実のところ、焼き肉といっても、内臓系(白肉)は苦手でしたが、
じわじわと焼き上げられる小腸の美味しそうな事・・
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失われた兄弟を探すドラマは置いておいて、
もっともっと焼き肉の奥深さ、おじいちゃんの肉焼きへのこだわりなどを
見せて欲しかったかな、という感じもありましたが
ちょっとした食事のシーンがとても暖かく、
『仲良くなるには食事が一番じゃ』というおじいちゃんの言葉が
まさにお腹に染み通りました!

私も、人と仲良くなりたい時には食事が一番だと思っています。
監督さんが、映画上映後の質疑応答で、
『食べ物の趣味が違う人と結婚しちゃったら大変じゃないですか』
と仰っていましたが、その通り!
私も、食べ物の趣味が合わない人と深くつきあって行くのは難しいと
思っています!
やっぱりね、焼き肉なら、じゅうじゅういう七輪を囲み、
冬なら鍋を囲んで、おいしいね〜と言い合える人とならやっぱり
仲良くなれる気がしちゃいますね。

映画上映後、
監督が焼き肉を焼いてくれないかな?と
ちょっと期待してましたが、それはありませんでした(笑)

じゅうじゅう焼き肉の音がする素敵な公式サイトもぜひチェックしてみて下さい。
http://www.yakiniku-movie.com/


さて、
昨日は映画を3本みました。
ドイツ映画、ニナ・ホスが主演、ヴィッテンベルクとハノーバーが舞台の映画
『イェラ』。これはけっこうすごい映画でした。ストーリーを描いてしまうと
何にも面白くないので、書きませんが・・
見た後に、
さまざまの疑問をココロになげかけてきました。
ぜひこれは後で、じっくりと書いてみたいと思います。

『赤いエルビス』
旧東独、ロシア、ポーランド、チリなど、共産圏で大スターとなっていた
ディーン・リードの半生を追う
ドキュメンタリー映画。
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これは今回の映画祭、私が見た映画の中でトップ!!
素晴らしい映画でした。

平和、解放をうたうロックシンガーとして、
アメリカから、東独へとやってきたディーン・リード。
70年代は、スターとしてどこでもファンから大絶賛を受けていた彼が
だんだんと落ち目になり、
東ドイツではせいぜい
『アメリカを選ばず、東独にやってきた』という政治的なオブジェとして
使われるのみ、となってきた彼の葛藤。

すぐ熱っぽく平和を訴え、パレスチナの戦争に参加してみたり
ハンストをしたり、
私生活でもすぐ恋をしては結婚を繰り返し・・

こんな人がいたんだなあと、興味深くみました。

監督自身はドレスデン出身。
しかしディーン・リードの曲が流行った頃にはまだ
生まれておらず、壁が崩壊した後、
東ではこんなにスターだった人が、西ではまったく無名だったのに
興味を持って色々調べ出したそうです。


『鉄コン筋クリート』
おなじみ、松本大洋の漫画をアニメ化したもの。
松本大洋ファンなので、どうかな?と思っていったんですが
これが素晴らしかった!!
絵柄は確かに松本大洋。彼の世界観を十二分に画面にだしながらも
監督自身の世界もきっちり見せてくれました!
素晴らしいアニメーションの世界〜〜!!!

楽しめる、良い映画でした!
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by berlinbau7 | 2007-02-16 17:36 | 映画、だいたいドイツ


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