『家族』とは何か?

多分、これからドイツを代表する渋い名女優に成長していきそうな予感たっぷりの
ザンドラ・ヒューラーの主演作、
聖母たち』についてアップしてみました。

この映画で、
『母』とは?『家族』とは?と考えたところで、
桃井かおりさんの初監督作品、主演作品『無花果の顔』をみてきました!

これが、けっこう良かったのです!

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会場には桃井さんも、シルバーの素敵なジャケットにシックなワンピースを
スニーカーでドレスダウンして登場!
この映画には、桃井さんがCMを勤める『SK−2』もスポンサーになっていたようですが
やっぱりつるつる卵肌!
映画の中でも、疲れたお母さん役なので、あまりぴかぴかの姿ではなかったですが
肌の中から光を感じる透明感でした。
上映後には場内から拍手が。

しかし、
娘さんを演じた山田花子がめちゃくちゃいい味。
仲がすごく良いわけでもない、悪いわけでもない、
微妙に間の開いたような家族の間柄。
微妙に外れた感じの母、桃井かおり。
山田花子演じる娘が、悩んでるのか、単にぼけてるのか、
良く読めないところが実に良かった!

カメラ回しも、手持ちなのか、がたがた揺れる感じのものと、
俳優さんにぐぐっと寄ったもの、遠くに設置されたものがうまくミックスされ、
どこか、この家族の食卓に自分が座り、見ているように思わされたり、
その俳優さんの目となり、歩いているようだったり。
途中に入った、ありんこのアニメとか、よくわからないカットも
脈絡がないようで、それでよし、という感じ。

色が混じり合った衣装と、どことなく懐かしいような、いっぱいの色を使ったセット(特に台所がキレイ)も・・。

詳しくはまた書きたいと思いますが、

点数をつけるとすれば、10点満点で6点。
小振りだけれど、やわらかい気持ちになれる。
こういう『母』もいいじゃない。
ちょっとおとぎ話のような。

桃井監督、2作目ももう予定されているとか。
気負わずに、ひょうひょうと作って下さると良いなあと思いました。
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by berlinbau7 | 2007-02-11 12:19 | 映画、だいたいドイツ


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