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ドイツの病院

・・
今日は、
仕事の宣伝になってしまいますが・・

現在発売中の、ニュースウィークでは、
世界の最先端医療、という特集が組まれています。
この中で、ドイツにある、心臓病&糖尿病センターを訪問させて頂いたのです。

『移植』という言葉もぱっとドイツ語では浮かばない
ドイツで病院に行った事も数える程という私でしたが、
この病院を実際訪ね、そこに入院していらっしゃる日本人の患者さんと
お話をする、貴重な機会を得て、
そうか〜
『素晴らしい医療』って、こういうことか、と
ちょっと感激して帰ってきました。

最先端の技術を使えば良いと言う物ではありませんし、
医者の技術が良ければ良いと言うものでもないんですが、
その両方があることで、患者に接する余裕、が感じられるんですね。

その余裕が、患者さんにも伝わるのか、病院を歩いている人たちは
皆、とてもリラックスしている感じがしました。
(言葉を交わした、ドイツ人のおじいちゃんは、
『私はね、もう心臓はないんですよ』とか言いながら、にこにこ
私にチョコレートをすすめてきたのでびっくり・・・
いや、Ich habe kein Herzって・・驚きますよ。
しかもばりばり元気に見えました・・

というか、こんなにお菓子食べても良いのか・・?

以前、糖尿の人をお見舞いに行った時、
同じ部屋の人が、ハリボーの徳用パックをベットの上に常備してて
驚いたこともあります。やっぱドイツだから・・?
しかしその時一番驚いたのは、
入院お見舞いが24時間OKだったことでした!)

リラックスって、
やっぱり身体を健康に保つ重要な要素の1つだと思います。
『病は気から』とも言いますし。(もちろん、気だけで治らない病も沢山ありますが、気が良い状態なのは、病も良い方向に向かわせると思います。)

もちろん、ドイツの病院がどれもこんなに素晴らしいわけではないのは
私が身をもって知っています。
ベルリンにあるシャリテー病院は、大きいし、良い病院なのでしょうが
何回か救急に行った時に受けた感じは、『病院〜』。

・・・・いや、病院だから良いんですけどね。

灰色で、自然光が全然入らない、暗いイメージが
やっぱりありました。
偏見かもしれないけれど、旧東独側の病院だからでしょうか?
(ドイツ人の友人たちで、病院と医者は、東側は嫌〜!と言っている人も
けっこう居ます。)

・・話がずれましたが、
興味のあるかたは是非、この特集号を手に取ってみて頂けたら、
嬉しいです!(週刊ですのでお早めに・・)
メインはアメリカの医療らしいですが。

では!
皆様良い週末を〜〜!
by berlinbau7 | 2006-10-27 23:48 | ドイツのこと


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