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サシャ・ヴァルツと託児所

昨日、
先週末に新しくオープンした、ラディアルシステム、という
スペースで行われる、サシャ・ヴァルツの『ダイアローグ06』を見に行った。
ダイアローグ04』は、コンテンツにもアップしているけれど、
パラスト・デア・レパブリックを舞台にしたもので、こちらもすごくよかったけれど、
今回も、その新しくオープンした場所(旧ポンプ工場)のビルを丸ごと舞台に。
川岸に立っているビルの立地をも生かし、
川の向こう岸にも楽器演奏者を送り、
その音に、皆が、川の方を見ているとボートに乗ったダンサーが現れるという
もう、場所を100%使い切ったものだった。
サシャ・ヴァルツと託児所_d0086063_14121560.jpg

作品に関してはコンテンツにまとめたいと思っているのでココまで。

その会場となったラディアルシステムは
サシャ・ヴァルツが関わって作った、音楽と演劇、ダンス、アートのプラットフォーム、
を目指す。
他に何の公演があるんだろ?とプログラムを見ていたら
公演スケジュールの横に、小さくぽちっと
K、
マークがついている公演がある。1ヶ月に1、2回でてくる。
なんだろう?と思ったら、
託児システムがある公演の日でした。

ベルリンでは、今一線で働いているような、40代〜30代後半くらいの女の人、
特にアーティストとかデザイナーさんとか、その辺りの人が子どもをもってたり、
妊娠していたり、という人がとても多い。
子どもが小さいとなかなか行きづらい
こういった公演に行けるように考えたのでしょう。

サシャ・ヴァルツは本人も2人の小さな子どもを抱えるお母さん。
さすが、気がつくなあと
感心してしまった。

昨日も小さな子が3人くらいビルの中をうろうろしていて、
とってもかわいかった。
じっと、一生懸命、踊っている人や、古代の楽器を演奏している人なんかを見つめている。
この子たちも、数年したら、ベルリンで新しいアートを産み出す人になるかもしれないねえ
と思ったり。
by berlinbau7 | 2006-09-13 14:09 | ベルリンのこと


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